女性として、社会人として強い魅力と輝きを併せ持つ40代。
妻や母としての顔も持ちながら、彼女たちはどのように生きているのか。
ひとりの人間としての責任やプレッシャーを背負う世代でもある40代女性たちの「働き方」と「生き方」をリアルに紹介するコンテンツ。
教員免許取得、キャビンアテンダント、海外教育支援活動――。
世界を旅して気づいた「子どもに必要な本当の教育」を目指す3児の母のLife Style。
目次
西 悠子のLife Style
▶西 悠子(にし ゆうこ)
〇1976年生まれ、大阪市在住
〇男・女・女の3人の母
〇子どもの国語力を育てる「国語力専門幼児教室 ことばのき」代表者
■バリキャリ経歴の3児の母
小学生と未就学児3人の母でありながら、幼児教室の代表者でもある西さん。彼女は小学校の教員免許を取得した後に、CA(キャビンアテンダント)として世界各地を飛び回った経歴を持ちます。
さらに海外教育支援活動にも参加し、現地の子どもたちと教育を通じて様々な触れ合いを果たしてきました。
まね子
もともとアクティブな性格の悠子さん。やりたい事を見つけるとそれを目掛けて一直線なんだそうです♪
■一冊の本との出会いが自分を変えた
世界を旅するなか「こどもの値段」という一冊の本に出会います。この本との出会いがきっかけとなり、発展途上国の教育問題に関心が強まりました。
航空会社をすぐに退職し、途上国の教育支援活動に尽力することになった彼女。南米ベネズエラの貧困地区などで教育支援活動に精を出した30代でした。
まね子
航空会社をスパッと退職し、その後JICAボランティアにすぐ参加した悠子さん。彼女の行動力の源はどこから来ているのか、お話を伺いました。
思い立ったら即行動!やりたい事をやり尽くした20~30代
とても明るくてポジティブな西さん。「こんにちはー!」と元気な笑顔を向けてくれ、一気に現場の空気を華やかにしてくれました。
スタイリッシュなのに気取らない彼女の人柄は、これまで自分が経験してきたあらゆる要素から出ている魅力なのだと感じました。
広島大学教育学部で小学校教員免許を取得。そのまま先生になるのかと思いきや、国際的な仕事がしたい!という思いで外資系航空会社に就職してCAになった彼女。
世界中を飛び回って彼女が見聞きしたもの、体感したことをお聞きしました。
まね子
教員免許を取得して、そのあとすぐに先生になろうとは思わなかったんですか?
悠子
先生になるかどうか迷いましたね……。でも、それまで一度も海外に行ったことがない世界を知らない私が、これからのグローバル社会に出ていく子どもたちに、何を教えれるのだろうと思ったのです。そこから、大学生の時に英語の勉強を兼ねて初海外でオーストラリアにボランティア活動に参加し、それがきっかけで視野が広がって、もっと、知らない世界を見てみたいと思ったのです。それで、CAの道を選びました!
まね子
思い立って航空会社に就職してCAになられたのがスゴイです(笑)。CA時代はどんな経験をされましたか
悠子
フライトでは主にヨーロッパのいろいろな国を訪問する機会がありました。印象に残っているのは、イタリアですね~。大小どの町に行っても、世界遺産のなかをあるいているようで、歴史がしっかりと残されているところがすごいな~と思いました。 また、イタリア人の陽気さも日本人とは対照的で「今を楽しく♪家族を大切に!」という価値観は、学ぶ点がたくさんあるな~と感じましたね
まね子
世界中を旅されているなかで「こどもの値段」という一冊の本に出会われたんですよね。その本との出会いがきっかけで発展途上国の子どもの教育問題に関心が強まったとか
悠子
本書は、ボランティアとして医療・教育援助活動に従事するフランス人ジャーナリストが児童買春の現場に潜入して、その実態を隠すことなく綴られた衝撃的な内容でした。その残酷さとリアルさがひしひしと伝わってきて、読み進めることが難しいほどでした。この目で、確かめたい!という思いで、フライトの合間にタイの孤児院を何度も尋ねたんです
悠子
そこで「人間は平等でないこと」「日本に生まれ育つことがとても恵まれた環境だということ」を強く感じました。それら目の当たりにしたのもあり、教員免許を取得した強味を活かして途上国の子どもたちの教育支援に携わろう、と。こちらも思い立ってスグに航空会社を退職してJICAボランティアに参加しました。
まね子
辛い話ではありますが、目を背けてはいけない問題ですよね。「やりたい」「やろう」と思ったことをすぐに行動に移せるのが素晴らしいです。西さんの原動力はどこから来ているのでしょうか?
行動しないと何も始まらないし変わらない!自分の人生は自分で彩るもの
自分がやりたい!と決めたことに全力投球な西さん。自分が行動しなければ何も変わらないと、とにかく動くことを大事にしているそうです。
手にしたものをスッと手放して、新しいことにチャレンジする彼女の原動力とモットーを伺いました。
まね子
西さんは新しいことにも臆せずどんどんチャレンジしていかれるイメージですが、今までやってきたことを手放して新しいことを始めるのには勇気がいりませんか?
悠子
う~ん、そうですね。勇気は確かにいるかもしれませんが、やりたいことへの"わくわく感"が勝ちます(笑)。やりたいな~…でもなぁ。って感じている時間が勿体ないというか。やりたいことをやってくれるのは自分しかいないから、自分がいつまでもやらないと永遠にその"やりたい"は叶わないなと
まね子
本当にその通りですね!自分がやりたいことは自分が叶えてあげる、というのは素敵な考え方だと思います
悠子
自分のやりたい事をやってこれたのはもちろん周りの人たちに恵まれたからこそ、というのもあります。それでも自分が進む道を心底信じて応援できるのは自分ですから、やりたいならやる!が一番大事だと思います
まね子
いまは国語専門の幼児教室の代表をされていますが、開校のきっかけは?
悠子
20,30代前半で自分のやりたい事を突き進んできて、結婚したときに「次は子育てやりたい!」と思ったんです。そして気が付けば3人の母でした(笑)。CA時代に独学で英語とスペイン語を習得した経験から、幼少期から英語を学ぶ必要はない!って強く感じたんです
悠子
帰国してからも子どもの教育に携わりたかったのもありますが、自身の経験から「語学の習得に最も大切なことは国語力」だと実感したんです。自分の日本語力以上には言語は上達しませんから
まね子
ふむふむ、確かに。住んでいると実感しづらいですが、日本って海外から尊敬される国でもありますよね
悠子
ほんと、そうなんです!歴史や文化、言語や相手を思いやる習性や繊細な感性など、日本は唯一無二なんです。グローバル社会だからこそ、日本文化の熟知と発信力が大切だと思い、子どもたちへ伝えていきたいと開校しました
情報過多な時代だからこそ、自分の軸を持っていたい
自分の生き方に「軸」を持つ西さん。最後に彼女がいま、子どもたちと通じて思う教育のこと、親としての思い、今後の展望を語っていただきました。
まね子
パワフルでフレキシブルな西さんですが、教育者として、ひとりの親としての想いをお聞かせいただけますか
悠子
子どもには賢く育ち、よりよい人生を送ってほしいと思うのは全ての親に共通する願いだと思います。でも今は情報過多で何を信じて選べばいいのかわからないことも多いのではないでしょうか。だからこそ、親自身の「軸」がブレてはだめ。迷ってもいいんです。でもブレない「軸」があれば自分が安心して子どもと向き合いやすくなるんです
悠子
私にとっての「軸」が国語力を育てるということでした。親の軸がしっかりしていれば、子どもも迷うことなく自分のやりたい事を選んでいけるようになります。だから、まずは親が自分のやりたい事を楽しんで挑戦すること!子どもはその姿をしっかりと見ていますから
まね子
自分自身が楽しむことが「軸」に繋がるのなら、親も気負わずにチャレンジできそうですね♪ 西さんは今後どのようなライフワークを目指したいですか?
悠子
私自身、まだまだ挑戦したいことがたくさんあります!やりたい事をどんどん仕事にする、やってみたいことを目標に掲げて動くなど。子育ても自分自身の生き方も遠慮しないで自分に正直に生きていきたいですね^^
まね子
ありがとうございます!とっても前向きな西さん、同じ母親として頑張って働く女性にメッセージをお願いします
悠子
人生100年時代です。いつからだって何かをやり始めるのに遅いなんてことはありません!「やりたい」と思ったならやってみて。自分の人生を生きているのは誰でもない「自分」です。女性の自分も、母親の自分も存分に楽しんでほしいです!
国語専門幼児教室「ことばのき」
〒543-0072 大阪市天王寺区生玉前町1-16
チェリービル3F(ハマリカラボ内)
TEL:080-3961-5703
Mail:kotobanoki2020@gmail.com
体験授業:1回500円★5/29より教室再開!詳しくはHPをご覧ください★
「ことばのき」って?
習い事も多いし、情報も多いし、SNSなんかで人のことも気になるし……子どもに何をしてあげればいいのか悩んで迷っていませんか?
✓AI時代に必要な力って何?
✓非認知能力って、わかるようでわからない~!
✓中学受験しないとだめなの?
✓習い事は何したらいいの?
迷ったら、まずは日本人の根本となる「国語力」を見直してみませんか。
国語力は、算数や理科、社会といった学力だけでなく「人間力の土台」となる力です。
本を読み、活字に触れ、声に出す。色々な経験を積んで、人の心を理解する力=コミュニケーション能力が養われるのが国語力の魅力です。
遊びながら自然と知識を習得していくことで「知ることが楽しい」となり、更にそれが「知的好奇心」を育み、自分で勉強を楽しめる子に育ちます。
スマホやタブレットが普及して、本を読むのが苦手な子も増えています。
ことばのきでは、楽しみながら「言葉」「漢字」「活字」「語彙力」「文法」「コミュニケーション力」など、国語にまつわる力をスムーズに身につけることができます。
本を読める子は、自分の可能性を大きく広げられる力を手に入れられるようになりますよ!
ことばのきの風景をちょっぴりご紹介♪
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