皆さま、こんにちは。
Jobちぇん★でCAのプロアンサーを担当しているKEIKOです。
ワクチンが広がって落ち着いてくるのか?と思った矢先、また感染急拡大。
3度目の緊急事態宣言も発令中で、航空業界も未だ見通しがたちませんね。
・・・とはいえ、準備できることはたくさんあります!
CAを目指している皆さまには、いつか来るチャンスを見据えて希望を持ってほしいと思います。
さて、今回のテーマは「書類選考を突破するには」です。
★【jobちぇん★】CAシリーズ
①【Jobちぇん★】コロナ禍でもCA(キャビンアテンダント)になるには?
②【Jobちぇん★】CAになるには、身長や見た目はどれぐらい関係する?
書類選考を突破するために必要なこと
CAはもちろんのこと、どの職種でも履歴書や職務経歴書などの応募書類は必要書類です。
書き方一つで大きな差が出ますし、その職種に合った書類のまとめ方もあります。
今日は、CAになるための書類選考を突破する方法や必要な事をお伝えしていきます。
1.自己分析はできていますか?
さて、まずは「自己分析」から始めましょう!
航空業界に関わらず必要となる自己分析は、面接でも必要になってきます。
と、偉そうに言っていますが・・・私はこれがとても苦手でした。。
お恥ずかしながら、学生時代はアルバイトでお金を貯めては旅行をして・・・と遊びほうけており、サークルも幽霊部員。
「これ!」という強みがなく頭を抱えたものでした。
これを読んでくれているあなた!私のように自己分析をしてみてアピールポイントがないと焦ったあなた!
「あなたの強みはなんですか?」
これをしっかり行わなければ、せっかくの自分の強みを生かすこともできません。
自己分析に関しては様々な書籍が出ていますし、ネットでも自己分析の方法が探せます。
ですが、自己分析を難しく考える必要はありません。
☑客観的に自分を知ること
☑改めて長短所を見直すこと
☑自分の強味を把握すること
☑アピールポイントとウィークポイントの熟知
☑自分の価値観や思考の癖、論理パターンを知ること
これらをふかんで行う作業です。
自分のことを見つめ直す、改めて自分というものを知るという作業だと考えれば捗ると思います。
自己分析をしっかりと行って、まずは、自信を持って強味を書けるようになりましょう。
2.企業研究は徹底的に行う
航空業界のみならず、就職試験には企業研究は必須です。企業研究は徹底的に行いましょう。
その企業を一番理解できるものといえば、「企業のホームページ」です。
JALとANAでもホームページを見れば企業色や違いがわかりますね。
各企業色を理解し、その会社の求める人材像を読み解き、自己分析で見えてきた自分の強みを活かすのです!
ホームページ以外にも、その企業の関連書籍や、説明会、OG訪問など、できることは沢山あります。そして、調べれば調べるほど企業の特徴は違うことが理解できます。
自分を持って貫き通すことは時にとても大切なことですが、こと就職に関しては少しその考えを柔軟にする必要があります。
なぜなら、その企業が求めている人物像でなければ選んでもらえないからです。
よって、突破するポイントは恋愛と同じ!
「あなた色に染まります」です(笑)。
3.何事も具体的に書きましょう!
応募書類はまだ面接もしていない段階で、自分にいかに興味を持ってもらえるかを最大限にPRするものです。
そのため、企業側に分かりやすく伝えられるように具体的に書く必要があります。
たとえば、よくこういう文言を見ます。
「御社に入社したら精一杯頑張ります!」
「一生懸命努力します」
「企業の成長に尽力して自身の成長にも繋げたいです」
などなど。
どれもパッと見はやる気が溢れているように見えるし、前向きな感じですよね。
ですが、いずれも具体性に欠けていますよね。
「何をどう頑張るの?頑張る方法は?」
「何を努力するの?努力した先に何があるの?」
「どの部分の成長に携わって、それが自分のどの成長に繋がるの?」
沢山の人物を見てきた人事のプロたちでなくても、こんな疑問を頭に浮かべるものです。
よって、書類に書く内容は“抽象的”ではダメです。
それぞれをより具体的に書きましょう。
「自らの強みをその企業が求める人材像にいかに近づけるか?」
ここが抽象的では、選ぶ側もあなたを採用するイメージがつきません。
企業の求める人材像と自らの能力がWin-Winになってこそ、書類選考突破の糸口となるのです。
ズバリ!!「あなたを雇うメリット」を売り込みましょう。
頑張るのは当たり前。それ以上に、「私を雇ってくれたらこんな事ができてお役に立てますよ!」ということをより具体的に書く。そして、その企業色に染まっている自分をアピールするのです。
4.英語力は必ず習得しておく
最後になりましたが、英語力は気になるところですよね。
どの航空会社でも英語の基準はあります。そこに達していなければスタートラインに立てません。
誰しも企業が示す基準に達する英語力はつけて就職活動に臨んでいます。もしくはそれを越えている人も多数です。
英語力は最低限の準備ですよ!足りてない人は今から必死に勉強しましょう!
とはいえ、基準に達していないから合格できないとも言えません。
しかし、もし突破できなかった時に英語ができなかったからといって後悔したくないですよね。企業が明示してくれている基準レベルの英語力は準備しておくのが◎!
ちなみに、ANAは基準に達していれば試験を免除してもらえることもあるみたいです。
応募書類は幾千の中から自分を見出してもらうための重大な下準備
書類選考ってどの会社でも必ずあります。
企業側も何千という書類が届きます。
その中で選んでもらうにはどうしたらいいか、というテーマで書かせて頂きました。
私は、就活活動は“縁”だと思うのです。
企業側と自分が合えば採用、合わなければ不採用。
一年目、書類選考さえ通らなかった子が二年目で採用を勝ち取るなんてことも普通にあります。
最初の突破口である「書類選考」。
ある意味一番の難関ですが、明示されている分、準備はしやすいと思います。
少し話は変わりますが、皆さんは今「最高のオバハン」というドラマご存知ですか?
大地麻央扮するハルコが「なんだかんだ言ったって日本は学歴社会なのよ!」というシーンがあります。
私は親になったからこそ理解できるのですが、やはり学力は大事です。学力は自分の選択肢を広げてくれるものだと思うからです。
CAがみんないい大学出身かといえばそうではありませんが、中には、名の知れた大学出身だったりする人もいます。逆に言えば、大卒じゃないCAもたくさんいます(私の同期の割合を紹介するとするならば約8割が大卒でした)。
今回お話した書類選考を突破する方法1~4は基本中の基本ですが、これらはすべて前もって準備出来る事だと思いませんか?
採用試験がない今だからこそ、時間があると前向きにとらえ、企業研究や自己分析をしてみましょうね!
ではまた次回!
まね子
「自己分析。それは、意外と知らない自分に出逢える作業なのかも……しれない」
★次回のテーマは「CA業務のあれこれパート1」です。
新卒で某国内航空会社に就職。客室乗務員として15年間国内線、国際線に乗務。
結婚、出産を経て育児と両立しながら乗務を行ってきたが、育児に専念するべく2020年に退職。
エアラインキャリアの経験を活かし、夢を持つ働く女性の背中を押すコンテンツ「Jobちぇん★」にてプロアンサーとして活躍中!