みなさん、こんにちは。
メイク/スタイリング講師のつかおあさこです。
少しずつ世の中が動き出してきましたが、まだまだコロナの影響が色濃く出ているなか、いかがお過ごしですか。
大阪では自粛が始まってすぐに、あべのハルカスの大阪マリオット都ホテルがこんな素敵な計らいをしてくれていました!
ご覧になった人もいらっしゃるでしょうか。
▲客室の電気を「♡(ハートマーク)」に灯してくれました^^
ニコちゃんの日もありましたよ♪
今、自分が出来ることをしていきたいですね。
お子さんがいる人は日中の過ごし方など、コチラの記事が参考になるので是非ご覧下さいね。
さて、いつのまにかもう夏前になり、花粉症やPM2.5などでますますマスクが手放せない人も多いかと思います。
「マスクの時ってメイクどうしたらいいの!?」
「目がかゆいからアイメイクもできない……」
こんなお悩みもよく頂きます。今後マスクの常用化も進み、日常的にマスクをつける日々が続くと予想されます。
そこで今回は、マスク時のメイクのポイントをお伝えしていきます!
マスク着用時のメイクで一番重要なポイントとは?
マスクをしている時って、メイクへの情熱がビックリするほどなくなりませんか?笑
「マスクするし、適当でいっか……」
となりがちですが、せっかく服は素敵に着こなしているのにマスクから覗く顔はどこか顔色が悪いし、ボサボサ感あるし……服と合ってない!
なんてことになっていませんか?
確かにマスクで顔の半分は隠れてしまうから、そこそこのメイクでいいやと思ってしまいますよね。
でも実は、マスクをしていても意外とその「手抜き感」はバレてしまうものなんです。
自分でも手を抜いているのが分かるから、メイクも洋服と合わないしイマイチしっくりこないのが理解できてしまう。
これでは、自分らしさや自分を愛することとは離れていってしまいますよね。
では、マスクの時でも自分に「いいやん♡」と思えるにはどうメイクすればいいのでしょうか?
それはズバリ、眉メイク(アイブロウ)にあります!
ポイントは眉(アイブロウ)にあり!
引用:Oggi.jp
眉は表情を司る部分。
眉の形や色によって、印象が変わります。
×アイメイクがバッチリでも、眉が描かれていなければ手抜きな印象
×眉が薄すぎて存在感がないと、子どもっぽい印象
×眉が濃すぎると強い印象
×眉を剃ったり切ったりしすぎると不自然な印象
×眉がボサボサだとだらしない印象
このように、眉はその人の表情の印象を変える重要な部分なのです。
さて、あなたはどう在りたいですか?
ここで、意識したいのが下記のポイントです。
✓どう見られるか?
✓他人から見た自分の印象は?
✓とにかく流行っていてみんなもやっているから
などと「他人軸」で考えるのではなく、その環境のなかにいる自分がどんな自分だったら心地いいのか、自分の本当のココロを見てくださいね。
たとえば、私だったら。
「メイクレッスンの時の自分は生徒さんと楽しく話したいし、心を開いてもらいたいし、意図することをしっかり伝えたい」
となるので、下記のような眉を意図します^^
→「楽しく」「対等にお話する」などのワードからグレーやアッシュではなく、肌に近くて優しいカラーを選ぼう
●毛流れはきっちり整えて
→自分の考えを分かち合ってる人は、毛流れがほんわりしてるよりキュッとしてる方が合うなぁ
●少しカジュアル感があるけど太すぎない、そんな眉にしよう!
→あまりキレイ目すぎる雰囲気は威圧感が出るから、生徒さんと話しやすい雰囲気を作るには少しカジュアルな方がいい!
こんな風に反映させていきます。
自分自身が第三者になって、そのシーンの中の自分が最大限の力を発揮できるようにメイクしていく、そんなイメージです。
眉メイクの5つのポイント
引用:Precious.jp
では、早速!
眉メイクの一例を見ていきましょう~!
上記の私の意図を反映した眉は、こんな風に出来上がります↓↓
ポイントごとに解説していきますね。
①下のラインから描く
眉は基本的に下のラインから描いて下さい。
下のラインから描くことで、眉と目の距離を意識できます。上のラインから描くとどんどん上に足していってしまい、間延びした顔になってしまいます。
眉と目の距離が狭い方が中心に顔が寄るので、顔が小さく、目鼻立ちがくっきりします。
なので、下のラインは真っ直ぐめに描いた方が目との距離が縮まりますよ。
10年ほど前に化粧品メーカーに勤めていた頃、メーカーでは眉山から描くように教えられました。当時は
・陶器のようなマット肌
・外国人に憧れた彫りを深くするメイク
・細眉
などが主流でした。今は時代も変わり、自分の眉や顔を生かしたメイクが主流になり、メイクの方法も随分変わっています。
昔とメイクが変わってない!という人は是非、メイク法をアップデートしてくださいね!
✓どうしてずっと同じメイクをしていたんだろう?
✓あれから年月も経ち、環境も顔つきも考えも変わっているのに……
✓メイクだけそのままって不自然だな……
✓「今」の自分に合ったメイクはどんなメイクだろう?
✓「今の自分」は「どう在りたいんだろう?」
こんな風に自分を見て、メイク法を更新していきましょう(恐ろしいほど話が逸れました……)。
②眉山の位置に気を付けて!
さて、話を戻しまして。
眉山の位置って実はとっても重要!
眉山が外側すぎると平べったい顔になるし、内側すぎると不自然になります。
まず、眉をぐっと上げてみて。おでこにシワが入るくらい。
眉が形を変えて、への字になりませんか?
その筋肉の動きに合わせて山を決めます。基本的には、黒目の外側と目尻の間にとるのが綺麗です。
③眉尻を締めること
眉尻はキュッと締めてください。
ここがボサッとなると、子どもっぽかったりだらしなく見えてしまいます。
細かいですが、こういうところを意識しておくと仕上がりに差が出ますよ!
④スクリューブラシでぼかす
ペンシルで輪郭を描くと、どうしても線っぽさが残り不自然に見えます。
なのでスクリューブラシを輪郭に軽く当てて、ぼかして馴染ませます。
内側の塗り潰した部分もスクリューブラシを軽く左右させ、ムラがないように馴染ませましょう。
⑤眉マスカラで毛流れを整える
最後に眉マスカラを眉頭から眉尻に動かして毛流れを整えます。
毛流れが綺麗だと、イキイキと健康的に見えるんです。
これで完成!
また、反対側を少し違った雰囲気で仕上げてみたのがコチラ↓↓
こちらは、あえて眉山を作らずに自眉にとことん忠実に、自然に仕上げています。いわゆるナチュラルな眉メイクです。
ナチュラル眉メイクのポイント
ナチュラルな眉メイクのポイントも引き続きチェックしていきましょう♪
①下側のラインから描く
こちらも下側のラインから描いていきます。
上記で解説した眉と同様に、真っ直ぐめに描いていきます。眉尻が下がりすぎないように気をつけて。
下がりすぎるとハの字眉になり、困った顔になってしまいます。
②眉マスカラをしっかりと
こちらは自然な眉の形を生かしているので、毛流れはしっかり整えます。
眉マスカラで毛流れを際立たせるだけで、自眉が綺麗な印象になりますよ♪
あまり明るすぎる色よりも自眉に近いカラーの方が、自然に見えて自眉が生かせるんです。
③眉尻は「キュッ」
こちらも眉尻はキュッとさせて、きちんとした印象を出しましょう。
眉尻は相当な意図がない限り、キュッと引き締めておいた方がどんなシーンにも対応できますよ!
これでナチュラルな眉も完成です。
眉メイクで使用したアイテム
引用:美的.com
眉アイテムも様々ありますが、今回使用したのは下記の2点です。
・フーミーのアイブロウペンシル
・スックの眉マスカラ
●whomee /good support eyebrow pencil me(ナチュラルブラウン)
■アイブロウ 全2色 1,300円+税
配合成分:シルク、ヒアルロン酸Na、パンテノール、ビタミンC誘導体
フーミーのアイブロウペンシルは鉛筆型で描きやすく、ぼかしやすいです。
鉛筆を立てて細かい部分を寝かして描けば、パウダーみたいに使えるのが特徴です。
少し赤みが入ったブラウンなので、必要な人はアイブロウパウダーや眉マスカラでカラー調整してみてくださいね。
■アイブロウマスカラ 全4色 3,000 円+税
配合成分カラー01-03:水、ステアリン酸、アクリレーツコポリマー、ミツロウ、DPG、カルナウバロウ、セテアリルアルコール、TEA、エタノール、ヒドロキシエチルセルロース、EDTA2Na、ポリビニルアルコール、ヒマワリ種子油、オリーブ果実油、パンテノール、フェノキシエタノール、クロルフェネシン、デヒドロ酢酸Na、(+/-)グンジョウ、マイカ、ミリスチン酸亜鉛、酸化チタン、酸化鉄、水酸化AI
カラー04:水、BG、エタノール、ポリビニルアルコール、TEA、カルボマー、EDTA-2Na、パンテノール、フェノキシエタノール、クロルフェネシン
スックの眉マスカラは毛を一本一本際立たせてくれて、立体感を出してくれます。
カーキと言っても、緑っぽくはなく、どちらかと言えば黒っぽいので、大人っぽく仕上がります♪
どちらの眉もこの2アイテムだけバッチリです(あとはスクリューブラシ。ペンシルの後ろに付いてますし、単体のものを使用してももちろん可です!)
メイクの中でも眉メイクは特に難しい部分です。
でも、表情を司る一番大切な部分でもあります。
ほんのちょっとポイントを押さえるだけで、自分の意図を反映した素敵な眉に変身しますよ。
眉が綺麗に仕上がっていれば、その他がナチュラル仕上げでも「きちんとメイクしている」印象になるんです。
それは、眉だけが顔のパーツの中で直線だからです。
「眉メイクを制する者がメイクを制すると言っても過言ではない」とも言われています。
是非この機会に眉メイク、そして自分の意図「どう在りたいか」と照らし合わせながら、見直してみてくださいね!
あとはマスク中であっても日焼け止めは忘れないでください~^^