Series おしゃべり婦人科医の 「聞いて欲しいアソコの話」

おしゃべり婦人科医の 「聞いて欲しいアソコの話」

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どうも、みなさんこんにちは!

大阪なんばクリニックで「気軽にだれでも来れる敷居の低い婦人科」を目指し、心込めて日々の診療に邁進している婦人科医長の藤田由布(ふじた ゆう)です。

縁あってこちらで連載コラムを担当することになりました。

マネトラガールは活躍する女性のためのメディアだからこそ、女性のためになる情報を発信できればと筆をとった次第です。

●生理痛は我慢しないでほしいこと
●更年期は保険適応でいろんな安価な治療が存在すること
●婦人科がん検診のこと
●女性にとって大事なこと&役に立つこと

など女性にまつわる身体の話を中心にお伝えします。

皆さんのお悩みに寄り添えるような、ときにはズバッ!と核に迫るような、そんな親しみやすいコラムになれば幸いです。

初めまして!おしゃべりな婦人科医です

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初めてなので、簡単な自己紹介から始めたいと思います。

現在は大阪なんばクリニックで「気軽にだれでも来れる敷居の低い婦人科」を目指して心込めて日々の診療に邁進していますが、大学時代はメディア制作を学び、青年海外協力隊でアフリカのニジェールへ赴任していました。

1997年からギニアワームという寄生虫感染症の活動でアフリカ未開の奥地などで約10年間活動していたんです。猿を肩に乗せて馬で通勤し、猿とはハウサ語で会話し、一夫多妻制のアフリカの文化で青春時代を過ごしました。

ちなみに、日本人で一番ハウサ語を操ることができますが、日本でハウサ語が役に立ったことはまだ一度もありません。

その後、日本に帰国してアメリカ財団やJICA専門家などの仕事を経て、37歳でようやくヨーロッパで医師となり、それでもって日本でも医師免許を取得して、今やっとこ日本に定住しています。

こんな話を患者さんにしたりします(笑)。

婦人科は、やっぱり苦手!?診療のトラウマが原因かも

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ときに皆さんは、婦人科の受診は苦手ですか?

内科や耳鼻科に比べて、どうしても婦人科は診療のハードルが高いと感じてしまいますよね。

・とにかく恥ずかしい
・嫌悪感がある
・そもそも婦人科へ行く習慣がない
・過去の診療で嫌な思いをした
・妊娠、出産にまつわる以外で行く必要性が分からない

などなど、様々な理由があると思います。

なかでも患者さんからは「内診や検査のときに荒っぽくされた」「話をきちんと聞いてくれない」「恥ずかしいのに患者の気持ちはお構いなし?」というような不信感を抱いたというお声もよく聞きました。

診てもらう部分が部分なだけに、デリカシーのない診察や発言は女性にとってはものすごく不快なものになります。

運悪くこういう部分を理解していない医師に診察を受けたら誰だって嫌な気分になりますし、婦人科が嫌になって当然です。

それで足が遠のいて、早期発見、早期治療できるものもできなくなってしまう。

私は常々、こういう事態を何とかしたいと「気軽にだれでも来れる敷居の低い婦人科」を目指しているのです。

女性医師だからこそ、できること

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診療のためと理解していても、誰だって自分のデリケートな部分を晒すことに抵抗はあります

患者さんはそんな思いを抱えながら、自分の身体に悩みや不安を抱えながら、やっとこハードルの高い婦人科の扉を開いてくれている。

私のクリニックへ来院してくださる患者さんには、なるべくストレスを感じてほしくありません。

私自身がよく喋るので、まずは患者さんの思いや悩み、言いづらいこと、私生活のこと、なんでも話してもらえるよう楽しい会話を心がけています

「来てよかった」とホッと安心してもらえる場所になりたいから。

現代女性はとにかく忙しいし、いろいろな役割を抱えすぎて、自分の身体の不調を後回しにしがちです。

たとえば

✓生理痛や生理周期の乱れ
✓PMSやPMDD
✓身体のほてりやめまい
✓毎回起こる性交時の痛み

など、日常の不調を我慢して何とか乗り越えている女性が多いこと多いこと

ツライ思いをして、我慢している健気な女性が、心ない診療によってさらに傷つくなんてことがあっていいわけがありません。

同じ女性だからこそ、患者さんが抱えている不安や不調、悩みに寄り添いながら、改善や治療はもちろんのこと、患者さんの生活の質(QOL/クオリティ・オブ・ライフ)の向上に繋がる診療を目指していければと強く思っています。

婦人科は女性の味方!自分で納得がいく方法を選ぼう

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婦人科は本来、女性の味方であるべき場所です。

生活の質を高めて、ハッピーに過ごせるためのヒントやアドバイスをもらえる場所です。

合わない医師や診察であれば、無理して同じクリニックや医師にかかる必要はまったくありません。

・自分の話をきちんと目を見て聞いてくれるか
・デリカシーに配慮してくれているか
・問診や診察は丁寧か
・分かりやすい説明をしてくれるか
・あらゆる選択肢を提案して自分が決められる方法をとってくれるか
・異性の医師が苦手でも同性の医師なら比較的抵抗感は少ないか

など、この辺りを参考にしながら自分が信頼できるクリニックや医師を見つけてほしいです。

今は、クリニックも、薬も、治療も、療養も様々な選択肢や方法があります。

そのなかから、自分が一番ベストだと思える方法を自分で選べる(決められる)ということが、満足・納得のいく診察治療に繋がっていくのだと思います。

そのために、医師は隠すことなく選択肢や方法を分かりやすく開示説明し、患者さんへ伝えることが重要です。

あなたに合う婦人科医が見つかることを願ってやみません。

そうすれば、ひとりでも多くの女性が婦人科を受診することに敷居を感じなくて済むようになります。

それがあなたの早期治療や改善、予防に繋がってハッピーに過ごせるきかっけになれば嬉しいです。

こんなおしゃべりな婦人科もいますので(笑)。

お近くで来院できそうなら、ぜひお喋りしに来てください。

コラムを通じて、一人でも多くの女性の心身の健康とハッピーのお役に立てますように!

それでは、初回はこの辺で。

次回から、本格的に「聞いてほしいアソコの話」をしていきます。

ご自分の心身とアソコに向き合うきっかけになれば幸いです。

yu

婦人科医/藤田 由布(ふじた ゆう)
〇大阪なんばクリニック 婦人科/医長
〇ヨーロッパと日本で医師免許を取得/気軽にだれでも来れる敷居の低い婦人科つくりを目指す
青年海外協力隊でアフリカのニジェールへ赴任後、アフリカ未開の土地で10年間活動。アメリカ財団やJICA専門家などの仕事を経て、ヨーロッパで医師になり、その後日本でも医師免許を取得する実力派。
大阪なんばクリニック/TEL:06-6648-8930
大阪市中央区難波5-1-60 なんばスカイオ 9F

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