「あ~仕事辞めたい」「転職しようかな」と悩んでいるそこのアナタ。このページにたどり着いたということは、現状に不満や悩みを持ち、新しい仕事を探そうと考えている最中でしょう。 仕事はお金に直結する大事なことです。
マネ虎の転活コンテンツでは、転職するにあたっての心構えや準備、必要なモノ・コト、転職情報や正しい転職サイトの選び方などを紹介しています。アナタの転職が少しでもスムーズで希望通りのものになるためのサポートになれば幸いです。
転職したい!と思うのはどんなとき?
転職したい!と思ったら、もうそのことしか考えられなくなるぐらい、いまの仕事が嫌になってきませんか。働いていれば誰しも一度は「転職したい」と思うシーンがありますよね。
たとえば、
・上司に叱られたとき
・理不尽な目に遭ったとき
・仕事でミスをしてしまったとき
・給与明細を見てガッカリしたとき
・人間関係でトラブルになったとき
・残業などで心身が疲れてプライベートがままならないとき
・家庭との両立が図れずに仕事と家庭の板挟みになったとき
・何となくいまの仕事に不安を感じたとき
・キャリアアップしたいとき
・友人や知人が楽しそうに仕事をしているのを見聞きしたとき
などなど、転職したい理由は人それぞれ多種多様にあるでしょう。一度転職を考え始めると、すぐにでもいまの職場を離れたいという思いが強くなってしまい、勢いで仕事を辞めてしまう……なんてことも珍しくはありません。
転職したいと思ったら、まずは深呼吸して現状把握と状況整理をする
しかし、勢いで仕事を辞めた後、思うように転職できないというケースも決して珍しくありません。転職したいと思うことは悪いことではありませんし、次のステップを踏み出すいいチャンスとも言えるでしょう。
とはいえ、やみくもに勢いだけで仕事を辞めてしまってはその後のリスクが大きすぎます。20代中頃までの若いうちは何とかなることも、年齢を重ねて30歳を過ぎるころには何とかならない状況に陥ることも多々あります。
・辞めた後、仕事がなかなか決まらない
・転職した先がブラックで、前の職場の方がマシだった
・イメージだけで転職先を決めてしまい、蓋を開ければ激務だった
・上司が嫌で辞めたのに、転職先でも嫌な上司にあたってしまった
・憧れの職種に転職したのに、やりたい仕事を任せてもらえない
・転職先の給料はいいが人間関係が劣悪な環境だった
このような声はよく見聞きします。転職がうまくいかなければ、その後の人生設計にも大きく影響してきますし、精神的にも辛い場面が多くなります。また、仕事がなければ収入を得る手段の一つを失ってしまうことにもなります。仕事≒お金なので、現実生活を考えても転職は決して勢いでしないことをおススメします。
転職したいと思ったら、まずは深呼吸して気持ちを落ち着かせた後、冷静に現状把握と状況整理をしていきましょう!
現状把握と状況整理のやり方
では、現状把握と状況整理のやり方を見ていきましょう。用意するのは紙とペンだけでOKです。紙に書いて可視化することで、いまの自分の状態をより明確に理解できるようになります。
現状把握
〇いま自分はどんな状態なのか → とにかく仕事を辞めたい/ジョブチェンジしたい/キャリアアップしたい 等
〇なぜ、そう思うのか → 上司とそりが合わない/プライベートも充実させたい/やりたい仕事を任せてもらえない 等
〇それに対して何をアプローチしたか → コミュニケーションの取り方を変えてみた/何もやっていない/資格取得の勉強を始めた 等
〇そのアプローチの結果は? → 改善しなかったが、周りは理解してくれた/特になし/始めたところでまだ日が浅い 等
素直に、思いつく限り書いてみましょう。
状況整理
〇今すぐに仕事を辞めた場合 → 貯金がいくらでどれぐらい生活ができるのか、転職期間はどれぐらいになるのか 等
〇キャリアアップには何が必要か → 専門資格や知識、経歴はどうか、今の職場で働きながら資格を取得できそうか 等
〇上司は変わらないが自分がアプローチした結果、周りからの評価は上がった → 上司以外に味方を付けることができたことで相談しやすくなった 等
〇ジョブチェンジした場合の働き方や環境はどうか → 給料は上がるがシフト制になる、休みは増えるが通勤時間が長くなる 等
自分に都合よく解釈しないために、現状把握と状況整理は客観的事実を書くようにしてください。自分の立場や状態をふかんしてみることで、突発的な転職を防ぐことができますよ。
また、客観しすることで自分は本当に転職したいのか、何のために転職したいのか、実は今の職場でもやり方や方法を変えれば継続していけるのではないかなどが改めて分かるようになります。
転職はチャンス!だからこそ、下準備は念入りにしよう
こうやって、自分の思いを客観的に明確にすることも大切な下準備です。現状把握と状況整理をしたうえで、やっぱり転職がしたいと思えたら、それは次のステップに挑戦する絶好のチャンスでしょう。
仕事を変えるということは、生き方や人生を変えるということでもあります。そんな大切な局面でも、胸を張って挑めるように、転職するまでの下準備はぬかりなく行ってください。下準備の段階で、既にアナタの「転活」は始まっていますよ!