こんにちは。
SHYF(ステイホームヨガ&フィットネス)の歌丸です。
梅雨入りしていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今日のテーマは「ヨガってなぁに?」や「ヨガの効能(?)」を、ほかのプログラムとの違いなどを交えながら、かみ砕いて、いいも悪いもぶっちゃけていきます。
ミニレッスン動画も掲載しているので、読んだ後はぜひ、一緒にやってみてくださいね^^
そもそも、「ヨガ」って何?
ヨガの語源は、馬と荷台をつなぐ道具のことだそうです。
つまり、馬と荷台のように、人の心と体をつなぐものという意味だそうです。
はるか数千年前にこの「ヨガ」は悟りを開く手段として生まれたといわれています。
当時のインドは厳しい身分制度で、虐げられ、命を失う人も多かったといわれています。
そんななかで生まれたのが「ヨガ」で、今の日本ではその動きだけをさして「ヨガ」と言われていますが、本来はその修行や行い、考え方すべてをさしていたそうです。
死ぬほど辛いのに逃げ出すこともできず、自由に生きていくことが許されないという生きづらい環境が長く続くと、人の心と体は少しづつ病んでいきます。
どのように病むのかというと、病気になったり、負の想い(不安、悲しみ、妬み・嫉妬・憎しみなど様々な感情、そしてそこから生まれる自己嫌悪)などを抱き、生きるのが辛いと感じたりするということです。
そこから自律神経が乱れ、体の様々な不具合、病へとつながっていくのです。
そんな「病み」から抜け出すために生まれたのが「ヨガ」という自分と向き合う修行だったのではないかと思います。
自律神経と密接している「ヨガ」
「生きづらい」という感情って、人権が認められた現在でも、わいてくることってありますよね?
それはたとえば、
・自分が理解されない苦しさ
・人とは違うマイノリティさ
・理不尽な環境や思いで感じる苦痛
・周りと比べて落ち込んだり妬んだりしてしまう気持ち
・漠然とした不安
などなど。
人は何千年たっても、環境が変わっても、このような「生きづらさ」は変わることがないのでしょうね。
ヨガにはそういった西洋医学では病名のない「病み(自律神経の乱れ)」に関しても効果があるといわれています。
多種多様なスタイルがある「ヨガ」
心身に効果的な「ヨガ」。じゃあヨガにもいろいろなものがあるけど、どう違うの?と思いますよね。
ヨガだけでも「ハタヨガ」やら「アシュタンガヨガ」や「ハリウッドヨガ」など様々あります。
おなじように「ヨガ」と名乗っても、強度も、効果も全く違います。
また、ヨガによく似たプログラムもあります。
たとえば「ピラティス」や「ルーシーダットン」などは同じようにヨガマットを敷いて呼吸に合わせてゆっくり動くので、ヨガのようなプログラムとしてヨガスタジオやフィットネスで行われていますが、実際は全く別のエクササイズなのです。
意外と知られていないことも多いですが、種類も豊富なんですよ^^
それぞれ「目的」が違う「ヨガ」
では、どう違うか、を解説していきます。
まず、これらは「目的」が違います。
●ヨガ → 悟りを開くため
●ピラティス → 身体的健康のため
●ルーシーダットン → 医療のため
こんな風にそれぞれの目的が区別されています。
ピラティスは1900年代初頭にドイツ人のピラティスさんが「正しい運動で体を矯正すると、体は正しく機能するようになり、身体的健康につながる」と考案したエクササイズです。
様々なアスリートにも注目されている体幹プログラムですが、実はパワーと筋力を重視する西洋的な鍛え方だけでなく、ヨガや禅など、心身を鍛える東洋の伝統的な方法も大切にしているのです。
また、ルーシーダットンは、ヨガと同じはるか数千年前ころで、「ヨガ」を行う修行僧がその修行で無理しすぎた体の癒しのため、修行に耐えられる体つくりのためにはじめた自己整体法といわれています。
ルーツがタイの伝統医学なので、体の不調にあわせてそのポーズを選び、行うのです。なんだか処方箋みたいで面白いですね。
このように書くととても神秘的(ほんまかいな?)ですが、そのポーズは体の仕組みを知れば知るほど理にかなっています。
その動きに合わせ、独特の呼吸法とその加圧の動きで巡りを整えていくのです。
さらに体を癒すために作られたものなのでそのポーズや動きも、ヨガのような柔軟性もピラティスのようなトレーニング的しんどさもない。
また、レッスン最中から気持ちよく続けていたら腰痛や不調が実際に治っていったので、7年前私は、このルーシーダットンの魅力にどっぷりはまってしまいました。
そんな経験から、私は今ルーシーダットンのインストラクターなのです。
それぞれ目的は違いますが「共通」するものがあるのです……が、長くなってしまいましたので、この辺りについては次回、引き続き解説していきますね。
さて!
「ヨガ」について少し詳しくなったところで、実際にカラダを動かしてみましょう^^
ミニレッスンなので、前回の呼吸法と一緒にぜひ今日からチャレンジしてみてくださいね。
それでは、また来週。
素敵な一週間をお過ごしください♪