昨今、女性の労働率が格段と増えて、あらゆるジャンルや場面で女性の活躍が目覚ましいです。
厚生労働省が発表している「平成30年版の働く女性の実情」では、女性の労働力人口は3,014万人で、前年より77万人も増加したんだそうです。女性の雇用者数も2,671万人となり、こちらも前年に比べて81万人が増加しています。
「寿退社」「腰掛OL」「結婚したら家庭に入る」というイメージはもはや過去の産物となっています。
目次
女性が自分らしく生きられる選択肢が増えた
もちろん、寿退社や専業主婦が悪いのではありません。あくまでも「時代の流れ」として、働く女性や外で活躍する女性が格段に増えたということです。その背景には、年金問題や雇用の不安定さ、収入の減少、子育てに莫大な資金がかかるなど、おおよそ明るくない問題が要因となっていることも事実です。
ですが、女性が働くということは、その分「自分らしく生きられる選択肢が増えた」ということでもあります。
〇収入を確立できる……やりたいことを我慢せずにできる
〇人間関係や交流関係が広がる……新しい友人や親しい間柄になる人が増える
〇アイデンティティの確立……自分が社会と繋がっている感覚が得られる
〇新しい可能性が広がる……経験や体験が増える
〇スキルが身に付く……自分の能力UPに繋がる
〇頭やカラダを使う機会が増える……生活にメリハリがつく
〇生活スタイルが整う……時間の使い方や優先順位が付けられる
〇居場所が増える……頼れる場所や落ち着ける場所などが増える
〇趣味や教養の幅が広がる……様々なことにチャレンジできる機会が増える
などなど、働くことで得られるメリットは存分に女性を輝かせてくれるものばかりです。生きていくため、食べていくためだけではなく「働く」ことで「自分らしさ」を手にすることができるのです。
労働は苦じゃない!働くことは、自分の可能性を高め、広げること
10代から働いている女性も、新卒から社会に出て働く女性も、ブランクがあって働き始める女性も、きっと必要に駆られて就職した人がほとんどでしょう。お金のため、生活のために働くことは基本的なこと。
でも、働いて得られるメリットを考えれば、労働は決して苦ではありません。働くのが嫌だな、と感じている人には必ず「理由」があります。職場の人間関係、労働環境、心身の疲弊など、自分の努力が届かない範疇で起こる物事に振り回されて苦痛に感じている人がほとんどのはず。
それらが全くない労働環境は素晴らしいけれど、そんなことはほとんどありません。働くということは、他者と関わり、役割を果たし、世の中の役に立つことです。大なり小なりストレスを抱えて当然です。でも、それらに気を取られすぎて「働く」ことの本質やメリットを見失わないでほしいと思います。
働くことは、本来「自分の可能性を高め、広げること」です。すなわち、生きる力を豊かにしてくれるツール(手段)の一つなのです。
働くことを存分に楽しむために
「働くこと」と「働き方」を混同してしまうと、働くメリットを見落としてしまいます。力を付けて環境を変える、転職や起業、パラレルワーク、フリーランスなど、働き方は様々です。とくに最近では「働き方改革」と呼ばれる取り組みが徐々に広がり、就労スタイルや副業がOKになるなど、働き方の自由度も増してきました。
自分が望む働き方を手に入れられれば、多くの人が働くことに対して誇りや愛着、やりがいなどを見出すことができます。すると、働くことのメリットも自然に享受できるようになります。
「働くとはこうなんだ!」と決めつけて思考を放棄してしまうのではなく、
・自分がどのように働きたいのか
・自分が望む働き方のために、今の自分に何ができるのか
・スグには無理でも、3年先の未来にはどうなっていたいのか
・自分がやりたい仕事はどんなものか
・やりたい仕事で生きていくには何が必要か、何をしなくてはいけないのか
・働くメリットを得るにはどう行動すべきか
これらを考えてみてください。そして、今からできることにすぐに取り組んでいきましょう。紙に書き出して自分の考えや気持ちを可視化することもオススメです。働くことを存分に楽しむことができれば、あなたの人生はより豊かで実り多いものになるハズです。
人生に言い訳はいらない!「自分がどう生きたいか」で生きる道を切り開こう
「子育て中だから」「周りにどんな目で見られるか分からない」「介護との両立が難しそう」「自分には何の資格も能力もないし」「経験不足だから挑戦できない」など、不安な気持ちやネガティブな気持ちがあるならば、それを受け入れたうえで「自分がどう生きたいか」を考えてみてください。
あなたの人生はあなただけのもの。
自分の人生の主役は紛れもなく自分自身です。
その時々に置かれている環境で、考えもまた変わってきます。そして、その環境は自分で少しずつ変えていけること忘れないでください。一気には無理でも、必ず少しずつ変えていくことが可能です。できないのではなく「やっていないだけ」ではありませんか。
だとしたら、とっても勿体ないです。
働くことを恐れないでください。
自分が笑顔で生きていくために、新しい可能性を生み出してくれる手段なのですから。
▼まねとらが応援する、「楽しみながら働く」現代のLady's▼