リニューアル中のマネトラ編集部にも、続々と恋愛に関するお悩みが届きます!
自分らしさを追求する働く女性にとって、恋愛だって重要です。
今日も今日とて、女性たちのお悩みは尽きません。
本日も恋愛アドバイザー熊谷京子が相談者のお悩みをズババっとぶった切っていきます!
まね子
「リニューアル大変なのに、恋愛相談のメールが来ると編集部が沸き立っている…!」
【24歳女性】出産を控えているのに彼が生活費をくれません
こちらで初めて相談させていただきます。現在わたしは妊娠6カ月なのですが、彼氏が生活費をくれません。一応二人とも働いていますが、私は出産するのでそのまま退職すると伝えています。
子どもができて彼も喜んでくれていたのですが、妊婦検診やら子どもの準備でお金がかかるようになってから必要最低限しかくれません。私も今は働いているのでいいのですが、働けなくなったらお金渡すしいまはいいでしょって…。
わけ合って実家にも帰れませんし、彼のご両親にも会ったことはありません。二人で頑張ろうって言っていたのですが不安です。
どうしたら彼にお金を入れてもらえるようになりますか?
ロコさん
こんにちは。恋愛アドバイザーの熊谷京子です。
妊娠中に大変な時に、辛いお悩みですね。ご相談いただきありがとうございます。
状況を拝見させていただく限り、それは、我慢する必要もないことです。
ご結婚はされているのでしょうか?ご結婚されていると仮定して・・・
ロコさんの状況は、「経済的DV」に該当すると考えます。
経済的DVは、その名の通り「金銭的な自由」を奪う行為です。
経済的DVの被害者は専業主婦、夫がお金の管理をしている家庭に多く、生活費が足りず借金までしてしまう主婦もいるようです。
また、経済的な状況は家庭によって異なるため、経済的DVを受けていたとしても、「これが普通」と思い込み、被害を自覚しにくい側面があります。下記の状況に該当すれば、経済的DVといえますが、いかがでしょうか。
● 生活費を渡さない
● 給与の金額や貯金額を教えない
● 自由なお金を認めない
● 借金を作る、強制する
夫婦である以上、どちらか一方が稼いだお金は夫婦の共有財産です。そのため、基本的に生活費は夫婦間で話し合い決めるものです。
経済的DVは「婚姻を継続し難い重大な事由」として離婚理由に該当する可能性もあります。裁判になったときのために、下記のような証拠は必ず残しておいてください。
・少ない生活費でやりくりしている詳細が記載されている家計簿
・生活費の振込が途絶えた通帳
・お金に関する暴言などを録音したボイスレコーダー
・「夫がギャンブルでいくら使った」など浪費したことを記述した日記…など
夫婦には相互扶助義務がありますので、婚姻生活に必要となる費用を相手に請求する権利があります。
さて、経済DVについてお話しましたが、解決の順序としては
① まずは夫婦で話し合う
何よりもまずは夫婦で現状の問題を話し合うべきでしょう。
もしかしたら相手には経済的DVをしているという自覚がないかもしれません。そのため、まずは直接ハッキリと現状の問題を伝えてみましょう。特に男性は、生活にかかるお金をいまいちわかっていない方も多いです。
問題を伝える際は、家計簿などを見せて「これにこれだけのお金がかかる。だから生活費が足りない」と可視化して伝えることで納得してくれる場合もあるでしょう。
➁第三者に相談する
それでも解決しない場合は、親や兄弟などに相談してもいいかもしれません。 第三者からの客観的なアドバイスがもらえますし、自分が間違っているということも自覚できるかもしれません。
ロコさんの場合は、ご家族に相談するのが難しい状況という事なので公共機関の相談センターなどに足を運んでみるのもおすすめです。
相談先:「配偶者暴力相談支援センター」
③法的手段で生活費の請求をする
それでも解決しない場合は、生活費用は法的に請求可能です。
どう請求したらわからないという場合は、弁護士に相談することをおすすめします。
相談先:「離婚弁護士ナビ」
いずれにせよ、お金はとても大切なもの。
生まれてくる赤ちゃんのためにも、あまり我慢せず、悩まず、しっかりとプロに相談して解決していくほうが早いと思いますよ!
あなたと赤ちゃんの幸せのため、どうぞ一歩を踏み出してください!
生まれてくる赤ちゃんとあなたの生活を死守すべし!
遠慮せず、しっかりと話し合い、プロの手を借りることを躊躇しないこと