みなさん、おはようございます。
SYF(ステイホームヨガ&フィットネス)の歌丸です。
日中と朝晩の寒暖差が開いてきましたね。
風邪をひかないように、自律神経も丁寧に整えて健やかに過ごしていきたいです。
さて、6回に渡って「ヨガとダイエット」をテーマにお伝えしています。
前回は有酸素運動と無酸素運動についてのお話をしました。
今回は運動とホルモンについてお伝えしていきます。
本日のレッスンはSYFの整体ヨガを担当するちさ先生に担当していただきました^^
最後までじっくりご覧になったあと、ヨガで気持ちのいい1日を始めてください。
ホルモンってなに?
日常生活でもよく見聞きしますが「ホルモン」とはいったい何なのでしょうか?
ホルモンとはギリシャ語で「目覚めさせるもの」という意味でまさに、体の中のそれぞれの器官や臓器にスイッチをいれるたんぱく質のことです。
ホルモンにはあらゆる働きがあるのですが、なかには若返りホルモンがあるのです。
若返りホルモンなんて初めて聞いた!とおっしゃる方もあるかもしれませんね。
でもその正体は、どなたも知っているホルモン、「成長ホルモン」のことなんです。
若返りと体の修復を促す成長ホルモン
この成長ホルモン、子どものころはたくさん分泌されています。
それによって背が伸びたり、手が大きくなったり、大人の体をつくっていくホルモンですが、大人になってもなくなるわけではないのです。
とはいえ、背が3mになるってなことはもちろんありません。
成長ホルモンは体の修復のためにも使われているのです。
若いころのほうが傷の治りも早かったり、体のメンテナンスが行き届くので、少々無理をしても平気だったのはこのホルモンのおかげなんですね。
ところが、年齢とともにこの成長ホルモンも少しずつ減っていってしまいます。
肌の老化などがとてもわかりやすいですね。
肌細胞の修復が遅くなってきているってことです。
だから若いころ、食事制限ダイエット(たとえばプロティンだけを数日飲むみたいな)をしてもそこそこきれいに痩せるのは、ちゃんと成長ホルモンが出ていて、筋力を低下させないようにしてくれるからなのです。
ところが成長ホルモンの分泌が下がっている状態で食事制限でプロティンをたくさん摂っていたとしても、筋力は低下してしまい、痩せた分だけハリがなくなってたるんでしまう……という残念な結果になるのです。
だから何もしていなくても成長ホルモンがしっかり分泌されている10代、20代とは違う30代や40代~のダイエットはこの成長ホルモンをしっかりだしてあげることが綺麗に痩せるコツなのです。
30代からのダイエットは成長ホルモンの分泌が不可欠!
じゃあどうやって成長ホルモンを分泌していけばいいのでしょうか。
この成長ホルモンをしっかり出す方法が2つあります。
【睡眠】
ひとつは睡眠です。
「寝る子は育つ」といいますが、まさに寝ている間に成長ホルモンが分泌されます。
しっかり睡眠時間を確保することが重要です。
【筋トレ】
そしてもうひとつは筋トレなんです。
筋肉トレーニングは、自分の日常動作以上の負荷を筋肉にかけていきます。
大きな負荷をかけると何万本もある筋繊維のうち数本が切れてしまします。
その修復のために成長ホルモンが分泌されるのです。
もちろんホルモンは血流にのって全身をめぐるので、鍛えた部位以外にも修復のスイッチを入れていくのです。
だから、ダイエットをするなら無酸素運動である筋トレをきちんと入れることで
☑しなやかな筋肉が育つ
☑体全体が修復される
☑若々しく美しく、痩せられる
ようになるんです。
ジムのトレーナーやヨガのインストラクターなど、筋肉を日々意識して使っている人々が若々しい理由ってこういうことなんです。
ちなみに有酸素運動と無酸素運動とわけて話しましたが、一般的な運動を厳密にいうと「これが有酸素運動でこれが無酸素運動!」と判別するのはとても難しいんです。
たとえば強度の強いヨガは筋トレのようなプルプル感ありますが、呼吸はし続けるので有酸素運動になりますし、野球なんかもバット振ったり、投げたりするのは無酸素だけど、ホームを走るのは有酸素、、、なんてことになりますよね。
じゃあどんな運動をしたらいいの!?ということになります。
有酸素運動と無酸素運動の組みあわせがベスト!
そこでどんな運動をすればいいのかを下記にまとめました。
【有酸素運動】
有酸素運動は「はあ、はあ」というくらいの息で長く続けて動きましょう(ちなみにこれは心拍数を基準にしています)。
「ぜーはーぜーはー」の状態まできてしまうと、疲れが早く来るので長く続けられず、脂肪燃焼時間が減るという結果になりやすいのです。
しんどくなったらペースを落とし、できるだけ30分以上は続けましょう。
そのペースは個人が差あるので、人に合わせなずに自分のペースで行うのがオススメです。
【無酸素運動】
無酸素運動も同じで、筋肉には個人差がめっちゃあります。
だから、腹筋30回!などと数で決めず、まず自分でできるところまでやり「もうあかん~~っ…!」て思うところまできたら、そこから3回やってください。
その3回が若返りホルモンをだすための筋トレです。
次の日は筋肉痛がきます。
ちなみに筋肉痛が来ている日が1日の消費カロリーも100kcalくらい上がっているので、ダイエットしたいなら筋肉痛をおそれず、年齢にまけないカラダ作りをしてあげてください。
肩と背中のコリを改善して、美しい姿勢をつくるヨガ
お待たせしました!
今週は整体ヨガのちさ先生の「ウェータタティーパカ」レッスンです^^
ちさ先生はOLでありながらインストラクターでもあるので、働く女性の疲れや不調に癒し効果あるレッスンに定評があるんですよ。
肩・背中のコリを改善し、バランス・脚力アップのルーシーダットンのポーズです。
みなさんもぜひ、やってみてくださいね。
それではみなさん、素敵な一週間をお過ごしください。